生い立ち・こだわり

生い立ち・こだわり

こだわりのミルフィユ専門店

パイ生地をあらわす、フィユタージュ。フランス語のこの単語には「本のページをめくる」という意味があります。たしかに、何層ものフィユタージュから作られるミルフィユの姿は壮大な物語をしるした本のようです。このミルフィユと、ミルフィユのおいしさを追及するためにパティシエたちが積み重ねてきた長い時間とを重ねあわせて、ギフトボックスは本のかたちをイメージしました。ひとつひとつ丁寧に、物語を綴るように焼き上げたミルフィユを封してお届けします。大切なとき、大切な方への贈り物としてお選びください。

定番商品「スペシャリテ」と季節商品「セゾン」

定番商品「スペシャリテ」と季節商品「セゾン」

ミルフィユ メゾンの定番商品「ミルフィユスペシャリテ」。フランス産小麦パイ生地を使用した、こだわりのフィユタージュに「ショコラ」と「ヴァニラ」それぞれのクリームをサンドしました。季節商品「ミルフィユセゾン」はこだわりのフィユタージュに、濃厚ながら塩気と甘みが絶妙な「塩キャラメル」とほろ苦く味わい深い「カフェ」それぞれのクリームをサンドした季節限定のミルフィユです。季節ごとにBOOK型のパッケージもイベントのカラーに変わります。どちらも大切な人への贈り物にちょっとしたサプライズを演出できるパッケージ。商品紹介のカードは本のしおりを模しています。

INTERVIEW

お菓子は人を笑顔にするもの。
だから愛情を持って楽しくつくる。
そうしないとお菓子も笑ってきませんからね

お菓子は人を笑顔にするもの。
だから愛情を持って楽しくつくる。
そうしないとお菓子も笑ってきませんからね

生産部 横浜工場 統括リーダー
中村 おさみ

入社してから、もう9年半が経ちます。フランセに入社する前は、パティシエとして、個人店で菓子製造全般を担当し1年半、その後、現職の様な手作り工場で著名なブランド菓子の生菓子、焼き菓子、チョコ細工を担当し5年、個人のパン店で1年と、いろいろな経験を積みました。現在の横浜工場の規模をみると、ちょっと想像が付きにくいと思うのですが、フランセも昔は個人店のような小さなお店だったんです。私が入社した頃は、まだその個人店のような小さなお店が残っていて、「お客様の顔がみえる」生産と販売を行っていました。
 
やっぱり、お客様の顔が直接みられるって、いいですよね。お客様が喜んで下さっていることを肌で感じられる。当時の私の入社動機も、ひとつは世界的なパティシエの第一人者であるジャン・ミエ氏の商品を扱っていたということもありますが、もうひとつはその個人店のような小さなお店での「お客様の顔がみえる」生産と販売だったんです。フランセの歴史60余年を支えてきたのは、そんな「お客様の喜んだ顔がみたい」「お菓子でお客様を笑顔にしたい」という気持ち、風土でした。
 
私が入社して2年後、その小さなお店から福浦(横浜)に引っ越してきて規模も大きくなり、だんだんそのもとの気持ちを若い社員に伝えるのがむずかしくなって来ました。お客様に直接触れていないんですから当然ですよね。だから自分の体験を話して聞かせる。店舗を見学させる。そんなことを常々して来ました。
 
自分のつくったものを如何に認めていただけるか。お菓子をつくる人のモチベーションはやっぱりそこにあります。お客様に喜んでいただけなければ、自分の存在価値はないということですからね。それは手作りにしても、工場のラインにしても同じです。
 
でも、それまで手作りの部署でパティシエとして生きてきた自分にとって、初めて「焼き菓子をライン化する」という課題をもらった時は正直、戸惑いました。大きな支えとなったのは私の上司である吉田統括リーダーの存在です。吉田さんは入社からずっと浜松の工場でラインを組んで来た人なので、機械の良さをよく知っておられます。パティシエが知っている手で仕込むツボをどう機械に落とし込むか。それを吉田さんの力をお借りして、良い結果を出すことができました。
 
それから機械のいじり方も少しずつ分かるようになり、いま私が担当している「ミルフィユメゾン」をどう機械化するか、考えるのが楽しくなりました。「ミルフィユメゾン」はフランセのミルフィユの高級ブランドという位置づけで、これまでは、ほとんどが手作り。一部、機械が入っている程度です。これを完全ライン化するにはどうすればいいか。ずっと考えて来たんですが、ついにその構想が実現に向かっています。完全ライン化すれば、もっと多くのお客様に喜んでいただける。そこは手作りのパティシエ時代とモチベーションは変わっていないですよね。
 
完全ライン化しても、もちろんパティシエとしての仕事は続きます。機械にあわないクリームであれば、味を変えないために様々な製法を考えますし。そこはパティシエの意地ですよね。それに同じ商品でもブラッシュアップしていかないと、お客様に飽きられてしまいます。常に商品への愛を持って改良を加えていくことは、ずっとお客様に愛され続けるために必要なことです。恋人通しだって長年付き合っていくうちに自分の悪いところは直していって、寄り添い合えるわけですから。人と同じですよね。
 
同じ美味しさを毎日提供するということもそうなんです。昨日と今日では性格が違うって付き合えないですよね。だから、お菓子をつくる時は気持ちを込めてつくる。気持ちがなくなったら違う味になってしまいますから。お菓子をつくる人にとって、そこは根幹です。
 
だから完全ライン化する時も、その気持ちもラインに乗せていきたい。ラインに関わるすべての人にその気持ち、お菓子への愛情を持ち続けてもらいたい。包装だってそうです。きれいに包まれていて、一つひとつに気持ちがこもっていないとお客様にそれは届きません。
 
お菓子は笑顔になってもらうもの。だから愛情を持って、楽しくつくる。楽しくつくっていないと、お菓子も笑ってきませんからね。

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