生い立ち・こだわり

生い立ち・こだわり

バターのない時代だからこそ、本当に美味しいバタースイーツを届けたい

2016年4月15日オープン。世の中はバター不足。その中でなぜ、バタースイーツ専門店をオープンさせたのか。その理由は私たちの創業期に遡ります。戦後間もない頃、砂糖のない時代に世の中の人々は甘いものに飢えていました。そんな時代に創業者 河越庄市は甘いお菓子をつくって世の中の人に喜んでいただくことを事業として選んだのです。食料難の時代に無謀な挑戦です。その時の河越庄市の念いを私たちは理念として継承しています。「喜びを創り喜びを提供する」。バターのない時代だからこそ、本当に美味しいバタースイーツをつくってお客様に喜んでいただきたい。その一心で原料探しに走り回りました。バターバトラーは、まさに私たちの企業文化が結晶したブランドなのです。

もしかしてバトラーさん?店長 長部、メディアを賑わす

もしかしてバトラーさん?店長 長部、メディアを賑わす

バターバトラーのオープンは様々なメディアにも取り上げていただきました。その中でひときわ目立ったのが店長 長部の出で立ちです。蝶ネクタイにモーニングという執事をイメージした服装と長部のキャラクターがバターバトラーのロゴマークの執事とソックリ!ロゴが先か?長部が先か?その議論はここでは控えますが取り上げていただいたメディアの皆様、そしてご来店下さった皆様に改めて御礼申し上げます。お陰様でバターバトラーは多くのお客様に喜んでいただき、フロアで一番の売上を記録いたしました。逆境に立ち向かってでもお客様に喜んでいただきたい。それが常に私たちのスタンスです。その後、世の中のバター不足は解消しましたがバターバトラーは記録を更新し続けております。

開発秘話・風土

あらゆるものを味方につける超プラス思考。
シュクレイの文化が生んだ銘菓です

あらゆるものを味方につける超プラス思考。
シュクレイの文化が生んだ銘菓です

企画開発課 マネージャー
石川 泰一

今までにないものをつくろう。シュクレイの出発点はいつもここにあります。そこで考えたのが「バターが主役のスイーツ」。バターは洋菓子に使われる食材ですが、いつも惹き立て役です。それを今回は、バターが主役でスイーツをつくろうということになりました。ところが世の中はバター不足。大抵の会社なら、ここで別の方向に舵を切るでしょう。ところがシュクレイの場合は違います。逆境こそチャンス!と全員が前向きに捉えるのです。開発に関わる全員が“できる”と念(おも)う。なかなか、こんな会社はないでしょうね。バターの調達に駆けずり回わり、無事オープンに辿り着きました。どんなマイナス要因も逆手に捉え、「ツイてる!」と言葉に出す、あらゆるものを味方につける超プラス思考。これこそ、シュクレイの文化です。さらにこの時、私たちの背中を押したのは「喜びを創り喜びを提供する」という私たちの理念。戦後の砂糖のない時代に世の中の人々に甘いお菓子で喜んでもらいたいと始まった創業期の「念(おも)い」が大きな力となりました。
 
「バターバトラー(Butter Butler)」は、正式なブランド名が決まるまで「バターバター(Butter Butter)」だったんです。そう、まさに“バタバタ”な開発経緯なんですが(笑)。そんな冗談みたいな明るさがシュクレイの特徴でもあります。逆境で苦しいはずの時ほど、さらに明るい。その明るさがあらゆるものを味方につけるんだと思います。「Butter」の一文字を変えて「Butler(=執事)」としたのは、他の商品と同じように「こだわりにこだった“味”+アイコン」を意識したからです。“執事”をモチーフにしたロゴをつくり、「この執事、“ツイてる”ことに長部に似ていないか?」と社内で話題になり、店長には長部さんが抜擢されました。お店はButlerに成り切る舞台。蝶ネクタイにモーニングという執事をイメージした服装で立ち回る長部さんにメディアも注目し、多くのメディアに取り上げていただきました。開発、店舗、すべてのスタッフが“ド真剣”になれる。シュクレイはどこをどう切ってもシュクレイなんです。この熱さが私は好きです。

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